定期的なユーザーインタビューで社内にユーザーファーストな開発が根付いてきた話

こんにちは。みんなのウェディングのデザイナーの家高です。

今回はUXデザイン部がオーナーとなって定期的に実施しているユーザーインタビューについて紹介したいと思います。

※掲載しているインタビューデータは個人情報を含むケースがあるのでダミーです。ご了承ください。

定期的にユーザーインタビューをおこなう目的

ユーザーに対する共通認識を持ちたい

メンバーそれぞれが想像上のユーザーに対して開発するのでなく、ユーザーの声をベースにした共通認識を持つことでメンバー同士の認識ズレが少ない開発をしたいと考えています。

ユーザーの声を常にアップデートしたい

結婚式場を探すというサービスの都合上、自分達がなかなかユーザーになれないのでユーザーの声を常にアップデートし続ける必要があります。また、結婚式のあり方・トレンドは日々変化するため、いち早くキャッチアップしサービスに反映したいと考えています。

日々の業務に追われインタビューを実施できない状況を改善したい

「定期ユーザーインタビュー」というタスクにし、工数を確保する事でインタビューを実施しやすい状況を作りたいと考えています。

UXデザイナーとしてのスキルの幅を広げたい

UXデザイナーとしてユーザーファーストを心がける以上、ユーザーの声をベースにした開発スキルは必須だと考えています。

定期的なユーザーインタビューの運用の流れ

  1. インタビューのテーマを決める(例:結婚式準備期間の課題について知る)
  2. インタビューの質問項目や募集時のアンケートを作成
  3. メルマガやサイトのお知らせ欄でインタビューイーを募集する
  4. インタビューイーを選定し日程の連絡をする
  5. インタビュー実施
  6. インタビュー結果について参加者で振り返る
  7. インタビュー結果を社内に共有

ユーザーインタビュー結果の共有

サマリーをイラスト化してslackで共有

UXデザイン部以外のメンバーにも興味をもってもらいたいのでパッと見で興味を引くようにイラスト化し、slackの社員全員が見ているチャンネルに流します。

詳細は社内の共有ドキュメントにまとめ、いつでも閲覧できるように

他部署のメンバーや新たに入社したメンバーが、ユーザーの事を知りたい時に「ここを見ればOK」という状態になっています。

インタビュー(定性)とアンケート(定量)結果を掛け合わせ、式場探し中・比較中などのフェーズ毎のユーザー情報が立体的に分かるように

時系列でフェーズ分けしたユーザー行動に沿って、別途取得していたアンケートと、インタビュー結果を掛け合わせた資料を作成しました。定性、定量の両面からユーザー行動が捉えられ、ユーザー像が具体的になりました。

※この資料は毎回のインタビューでは作成していません。

定期ユーザーインタビューをはじめてみて

共通認識の足がかりができてきた

社員全員が集まる朝会でユーザーインタビューの結果発表や次回の告知をする事で、デザイナー以外のメンバーから「ユーザーインタビューに参加してみたい」という声が出てきたりと、「ユーザーの声を開発に活かす」ことが他部署のメンバーにも広がり始めました。また、営業メンバーがクライアントと打ち合わせの際にユーザー目線の話をするときにも役立っています。

インタビューやアンケート結果がデザインや施策の根拠となり建設的な議論が増えた

デザインに対する意見はどうしても主観的になりがちですが、根拠をしめす事でデザインに納得感が出たり、建設的な意見のやり取りが増えました。

インタビューに慣れることで新規事業などの立ち上げ時に、すばやく社内インタビューを実施できた

デザイナーのインタビュースキルが上がったので、スピード感をもって社内インタビューを実施でき、プロジェクトの立ち上がりを早くすることができました。


みんなのウェディングでは、機能優先で開発するのではなく「ユーザーにとって価値があるのか?」を議論しながら、日々プロダクトを作っています。

また、ユーザーインタビューをデザイナー主体で行うことでUXデザイナーとしてのスキルの幅も広がります。

もしこのようなユーザーファーストな開発に興味があるデザイナーさんがいらっしゃったら、ぜひお気軽に遊びに来てください!